口腔がん検診
口の中にできる〝がん˝で失われる命、歯科医院で救える命
―当院では2つの装置を使い検査します―
♢口腔内蛍光観察装置 バイオスクリーン
2009年に販売を開始し、アメリカ(FDA510K)で医療機器として許可を受けた口腔内観察装置です。
♢Salivachecker サリバチェッカー
唾液は「身体の鏡」といわれ、血液や尿と同じように健康状態の指標となる多くの情報を含みます。唾液中の成分の大部分は血液由来のため、がん細胞からしみ出す代謝物質は血管を通り、唾液中にしみ出します。
当院では、最新の測定器を用いてこれらの物質の濃度を解析することで、がんのリスクを調べます。
人間の唾液には、安静時唾液・刺激性唾液の2種類があり、血液成分に近いと言われる「安静時唾液」を用いて検査を行っています。